クレーの絵本
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定価 : ¥ 1,575
販売元 : 講談社
発売日 : 1995-10 |
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商品名 |
納期 |
| ¥ 1,575 |
クレーの絵本 |
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いつも新鮮 |
毎日ページを繰って読んでも、なにかしらの発見や気づきがある。
その時々によって気にかかる部分がいろいろで、いつも新しい。
クレーの絵にはもちろん、谷川俊太郎の詩にも、
たくさんの言葉が織り込まれているのを感じる。
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めぐりあってよかった |
クレー、谷川俊太郎・・・大好きなお二人の組み合わせ。絵もそれぞれ本で、詩も別に詩集では読んでいました。でもクレーの絵にこれらの詩が一緒になっているこの本を見たとき、すごく感動しました。それぞれがまた新鮮に見えました。家に複製画を飾っているので、子供も「あ、階段のとこの絵だ!」って喜んでいました。うれしいです。めぐりあえてよかったです。
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まるで魔法のような |
気持ちをふっと落ち着かせ、しずめてくれる、そんなクレーの絵と
不思議にきれいなハーモニーを響かせている、谷川俊太郎の詩。
ひとりの絵描きのイマージュと、ひとりの詩人のイマージュとが、
ささやき交わし、溶け合い、織り上げながら結ばれているような。
しんとした気持ちに包まれながら、絵本の頁をめくっていきました。
表紙のクレーの絵、黄金色のおさかなの絵。綺麗でしょう?
収められた40のクレーの絵と、谷川俊太郎の14の詩の言葉。
青海原の上をわたる緑の風のように駆け抜け、響き合っています。
湧き上がってはこぼれる泉のような、モーツァルトのオペラのような、
汲めども尽きぬハーモニー。
きらきらひかるイメージの美しさと魔法に、うっとりしました。
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心に残った事 |
この本は絵本というわけでなくクレーの作品も楽しむことができます。あたしがこの本を選んだ理由は表紙にもなっている作品にかかれてある谷川俊太郎さんの詩の最後のフレーズが頭からはなれなかったからです。「どんな喜びの深い海にも悲しみの一粒の涙がとけていないということはない」 この言葉を忘れてはいけないという気がしてなりません。
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悲しいけど優しい、一人じゃないけど孤独 |
クレーの絵は、明るい色調で描かれていても、その中にどれも暗い悲しみと静けさを湛えています。谷川氏の詩とリフレインして、クレーの絵が暗い背景から浮かび上がってくるように頭から離れません。クレーの絵の中の言葉にならない想いをすくい取って、谷川氏の平仮名ばかりで書かれた詩が響いていきます。
「階段の上の子供」、明るい家の外に置き忘れられた人形のような子供の絵に添えられた、互いに伝えられない想い。見えているのに手が届かない何か、自分の身近にもある気がします。
「選ばれた場所」は、この中で一番好きな詩です。「ことば」「たましい」「ゆめ」というありきたりな言葉が、なぜか心に静かに残ります。つまづいた道の先にあるもの、暗くて深い「あなのようなもの」が見えるかもしれないと思えます。
「黄金の魚」、表紙になっている一見きらびやかな黄金の魚の絵ですが、周りの魚は皆黄金の魚に背を向けて泳ぎ去っていき、深遠の蒼の海に泳ぐ姿は、ひどく孤独に感じます。谷川氏の詩にある涙が海の泡に溶けて見えるような気がします。
疲れた時や、寝る前につい手にとってしまう一冊です。