フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし
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定価 : ¥ 1,529
販売元 : 好学社
発売日 : 1969-01 |
『スイミー』のレオ・レオニと谷川俊太郎(訳)のコンビによる「ちょっと かわった のねずみ」フレデリックのお話。 冬に備えて、せっせと食料を集めて働く野ネズミたち。でも、フレデリックだけはじっとして動こうとしない。寒くて暗い冬の日のために「おひさまのひかり」を、灰色の冬のために「いろ」を、長い冬の間に話が尽きないように「ことば」を集めているんだ、と言うフレデリック。やがて冬が来て、食料も尽きる。だが、フレデリックが集めておいたものは、尽きることなくみんなに楽しい時をもたらしてくれる。 豊かな想像力が生み出す、生きる力。それぞれが自分の役割を果たすということ。ユーモアたっぷりのお話のなかに、大切なことがちりばめられている。「働かざるもの食うべからず」という教訓や「みんなで分け合う精神」を教える、といった単純なお説教話にはなっていないのが、いい。(門倉紫麻)
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これぞ!絵本 |
絵といい文章といい、話の内容といい、これぞ絵本!
オトナも子供も楽しめて、感動できる一冊です。
すっかりファンになってしまいました。
シリーズとか、アニメとかできないかなあ〜。
とにかく、かわいいし、和みます。
おすすめ
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絵本の力 |
子どもの頃に家にあった絵本のなかでも、特に記憶に残っている一冊。小学校の教科書には同じ作者・訳者による『スイミー』が載っていたけれど、私にとってのベストワン絵本と言えばこれだ。
「ちょっとかわった」フレデリックもいいやつだけれど、大人になって思えば、フレデリックを迎えるほかののねずみたちがすごい。現実の世界を見渡してみれば、フレデリックに「はくしゅかっさい」できる人がどれだけいるだろう。みんながこうあれたら、子どもも大人ももっとのびのび暮らせるのにと思う。説教臭くもなんともないのに大切なことを教えてくれる。絵本にしかない力。
すり込み(?!)をするという意味でも、一人でも多くの子どもたちに読んでもらいたい。未読の大人のみなさんは、こっそり覗かせてもらいましょう。
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なにもしていなかった一匹のねずみは、最後に、、 |
仕事にあくせくするねずみたちをよそに立った一匹のねずみは常になにもしません。そして、冬が来て、、、 一匹のねずみは、すばらしい詩をみんなに聞かせ、さむさにふるえていたみんなを暖かくするのです。 どこか、谷川俊太郎自身の気持ちを語るようなお話です。